肌荒れ・アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎治療薬「ネモリズマブ」2年後実用化へ

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今まで根本的な治療法が無かったアトピー性皮膚炎。

皮膚に炎症が起きたときは痒みを止めるため飲み薬や塗り薬を使ってきた人も多いでしょう。

それが「ネモリズマブ」の開発により、根本的に治療が行えるようになるかもしれませんね。

アトピー性皮膚炎の痒みの原因

今まで皮膚の痒み研究はヒスタミンを中心に行われてきましたが、抗ヒスタミン薬ではアトピー性皮膚炎の痒みは抑制されないということで、アトピー性皮膚炎の痒みは他の物質ではないか?と言われてきました。

そこでアトピー性皮膚炎の炎症に大きく関わっているのがインターロイキン31(IL-31)です。

この物質が過剰に分泌されると皮膚に痒みを起こすと言われています。

(インターロイキンとはリンパ球や大食細胞(マクロファージ)などが分泌するタンパク質の一種)

このIL-31というサイトカインは、ヘルパーT細胞から生産されるることがわかってはいましたが、今まではなぜ・どのように生産されるのか不明でした。

2017年1月に九州大学の研究でIL-31の生産に関わっているのがEPAS1という物質ということが発表されたばかりですね。

新薬を使用した国際共同の臨床治験

今回、報道された内容は京都大学の教授らが国際共同で実施した臨床治験で、中外製薬が製作した「ネモリズマブ」はアトピー性皮膚炎のかゆみを抑える効果があることを確認したと発表したのです。

この新薬は、痒みの原因であるIL-31を神経細胞に結合する前に、新薬「ネモリズマブ」が先に結合し痒みを起こさないようにするというものです。

京大と、米英独ポーランドの6病院が共同で治験を実施した。患者を4グループに分け、それぞれに偽薬(プラセボ)や異なる量のネモリズマブを投与した。かゆみの強さを数値で回答してもらったところ、十分な量を投与した患者は1週間でかゆみが弱まり始めた。

12週間後には、患者の6割強でかゆみの強さが半分以下になった。また床についてから短時間で眠れるようになり、熟睡する時間も長くなった。

今後、患者の数をさらに増やして、効果や安全性、最適な投与量を詳しく調べる大規模な治験を実施する。米臨床医学誌のニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(電子版)に3日掲載される。

引用:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG02H1E_S7A300C1CR0000/

2年後の実用化を目指しているとのことです。

まとめ

今までアトピー性皮膚炎の根本的治療法はありませんでした。日本国内でも患者数の多い病気です。

新しい治療薬が開発され、実用化されればたくさんの人が痒みから解放されますね。

まだ2年先のことですが、新薬に期待したいです。

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