我が子、少しアトピーの気配があります。小児科で「アトピーですね」とは断言されないものの、
「ちょっと近いかもね~?」ということで、アルメタやロコイドのステロイド外用薬、ヒルドイド軟膏やワセリンなどの保湿剤は毎日かかせません。
ということで、少しでもアトピーの痒み対策として緑茶風呂を実践しています。
赤ちゃんのアトピー性皮膚炎とは
どんな病気
とてもかゆみの強い慢性の湿疹を繰り返します。
かつては乳幼児期特有の病気で、
主に生後2ヶ月の小児期に発症し2歳で半分が治り、10歳でさらに半分が治り、18~20歳でほとんど治るといわれていましたが、
実際はその年齢になっても治らない人や、一度治っても成人してから再発する場合もあります。
原因
多くはハウスダストや食べ物などがアレルゲンとなり、皮膚にアレルギー症状を起こします。
小児の場合、卵・牛乳・小麦などが原因として多く見られます。
皮膚の保湿成分やセラミドの異常(少ない)などにより皮膚のバリア機能が損なわれ、
乾燥や発汗・衣類などの刺激に対して皮膚が弱く、炎症を起こしやすい状態になります。
家族にアトピー素因のある人が多く、他のアレルギー疾患の合併も多くみられます。
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主な治療方法
皮膚の乾燥(ドライスキン)をおさえるため、白色ワセリンや尿素が入った保湿剤を使います。
またステロイド軟膏やステロイド以外の免疫抑制薬の軟膏なども使用していきます。
内服薬では抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を用います。
抗炎症作用のある漢方薬が有効なこともあります。
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病気になったらできること
原因対策を行います。ハウスダストや原因食物の除去を行います。
入浴やシャワーで皮膚を清潔に保ち、保湿をしっかりすることが重要です。
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自然療法 緑茶風呂
緑茶風呂 息子の場合
耳の後ろ、手首や足首、顔などに赤みが出るようになってから、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬、保湿剤が毎日かかせない生活になりました。
そんな中、少しでも薬を使う頻度が減ると良いなという思いから…始めたのが緑茶風呂です。
出がらしのお茶葉を使って入浴をしています。
お茶のカテキンの成分が体を清潔に保ってくれます。そのため皮膚の炎症の対策に毎日緑茶風呂の入浴を続けています。
また、おむつかぶれなどの対策にも使っています。
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緑茶風呂 ママにも嬉しい消臭効果
さて、息子の肌荒れ対策として入浴している緑茶風呂ですが
私たち大人にもどうやらとってもいいことがありました。
それは!
ワキのニオイをあまり感じなくなったということです。
夏で汗をかくとワキなどからニオイが発生しますよね。そのためにデオドラントスプレーなどを使いますが、
そのスプレーも使用頻度が少なくなりました。
私もびっくりしましたが、緑茶風呂に入浴するようになってからニオイがあまりしない。ような気がする。
ニオイがしない!無駄毛がないワキを目指しましょう!
緑茶を選ぶときのポイント
緑茶を選ぶときは安いもので大丈夫です。抹茶入りなどではなく、何も入っていないものがよいですね。
高いものになると抹茶などが入っているものが多いので安いティーバッグのお茶で大丈夫です!
また、カテキンが豊富でカフェインの少ないのは番茶です。
赤ちゃんにカフェインが気になる方は番茶の出がらしを使うことをおすすめします。
入浴後はシャワーで体を流してあげてください。そのままタオルで拭くと、タオルにお茶の色がついてしまいますので注意が必要です。
あと、浴槽のお湯も残り湯の洗濯などには使えません。
その点を注意して、赤ちゃんと一緒に入浴してくださいね!
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まとめ
現在、我が家では毎日ヨモギ風呂に入浴中です。市販の入浴剤より、お茶の方が肌に刺激はあまりないかな?と考えています。
息子の肌も1歳のときより2歳の今の方が状態が良いです。まだまだアトピーとは長い付き合いになると思いますが、去年よりも今年、今年よりも来年…と、どんどん肌の状態が良くなれば…と願っています。