子猫を迎える前や迎えた直後、
「子猫はよく鳴く」「子猫は元気に遊ぶもの」
そんなイメージを持っている方は多いと思います。
だからこそ、
- ほとんど鳴かない
- 夜も静か
- あまり遊ばない
そんな様子を見ると、
「大丈夫なのかな?」と不安になることもありますよね。
我が家の保護猫ふーちゃん(生後4ヶ月)も、
まさにこのタイプの子でした。
この記事では、
子猫4ヶ月で鳴かない・遊ばないのは問題ないのか、
一般的な話と、我が家(ふーちゃん)の実体験をあわせてまとめます。
結論|子猫4ヶ月で鳴かない・遊ばない子もいる。心配しすぎなくていい
先に結論を書くと、
子猫4ヶ月でほとんど鳴かず、あまり遊ばないのは珍しいことではありません。
子猫にも性格があります。
活発な子もいれば、
慎重で静かな子もいます。
鳴かない・遊ばない=異常、ではありません。
子猫4ヶ月の夜鳴き|一般的に言われていること
一般的には、子猫の夜鳴きには次のような理由があると言われています。
- 環境の変化による不安
- 飼い主が見えなくなる寂しさ
- 昼夜のリズムがまだ整っていない
- 構ってほしい気持ち
特に保護猫や迎えたばかりの子猫は、
夜になると不安が強くなり、鳴くことがあるそうです。
でも、夜鳴きしない子もちゃんといる
一方で、
ほとんど鳴かない子猫も確かにいます。
これは決して珍しいことではなく、
- もともと慎重な性格
- 静かな環境が好き
- 安心できる場所がある
こうした条件がそろうと、
夜鳴きがほとんど出ないこともあります。
鳴かないうえに、あまり遊ばないのは大丈夫?
さらに不安になるのが、
「鳴かない+遊ばない」という組み合わせ。
「元気がないのでは?」
「我慢しているのでは?」
と心配になる方も多いと思います。
子猫=必ず遊ぶ、とは限らない
一般的に、子猫は元気に遊ぶイメージがあります。
でも実際には、
- 環境に慣れるのに時間がかかる子
- まずは観察を優先する子
- 慎重で控えめな性格の子
こうした子は、
遊ぶより「見ている時間」が長いこともあります。
我が家(ふーちゃん)の場合
ふーちゃんは、
家に来てから今まで、
昼間に鳴いたことが一度もありません。
夜も、まれに小さく鳴くことはありますが、
長く続くことはなく、ほとんど静かに過ごしています。
遊びについても、
おもちゃを出してすぐに飛びつく、というタイプではありません。
最初の5日ほどは、
ケージ越しになでなでする程度で見守っていました。
その後は、
人に慣れてほしくて、正直かなり抱っこしています。
それでも、
嫌になれば自分でケージに戻る。
この「逃げられる場所」があることで、
安心して過ごせているように感じています。
鳴かない・遊ばない子に今できること
- 無理に遊ばせようとしない
- おもちゃは見えるところに置くだけ
- ケージや安心できる場所を守る
- その子のペースを尊重する
「遊ばせなきゃ」「慣れさせなきゃ」と焦らなくて大丈夫。
慎重な子ほど、
ある日突然、
昨日までが嘘のように遊び始めることもあります。
こんな変化があったら相談を
鳴かない・遊ばないこと自体は問題ありませんが、
次のような変化があれば相談を考えてもいいと思います。
- 元気がなくなる
- 食欲が落ちる
- 隠れて出てこなくなる
- 体重が減っている
「いつもと違う」と感じたら、
早めに聞いてみて大丈夫です。
おわりに|静かな子も、その子の大切な個性
子猫4ヶ月で、
鳴かない、遊ばない。
それは決して「おかしい」ことではなく、
その子なりの安心の形なのかもしれません。
一般論を知ったうえで、
目の前のその子を見る。
それが、猫初心者にとって一番大切なことだと感じています。
ふーちゃんも、
静かなまま、
少しずつ家に慣れてきています。
同じように不安を感じている方の、
安心につながればうれしいです。


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