子猫を迎えて検索することが多いのが、
「子猫 トイレ 失敗」という言葉。
布団や床でしてしまった、
トイレ以外の場所でしてしまった、
そんな体験談を見ると、
「いつまで失敗するんだろう?」と不安になりますよね。
我が家の保護猫ふーちゃん(生後4ヶ月)は、
実は一度もトイレの失敗をしたことがありません。
この記事では、
子猫4ヶ月のトイレ失敗についての一般論と、
失敗しないケースもあるという実体験をあわせてまとめます。
結論|子猫4ヶ月でトイレ失敗が続くのは「少数派」
先に結論を書くと、
子猫4ヶ月でトイレ失敗が続くのは、実はそれほど多くありません。
この月齢では、
多くの子猫がすでにトイレを認識しています。
失敗がある場合も、
「覚えていない」のではなく、
環境や条件が合っていないことが原因であることがほとんどです。
そもそも「トイレの失敗」とは?
猫のトイレ失敗とは、
- 床でしてしまう
- カーペットや布団でしてしまう
- 洗濯物の上でしてしまう
など、
トイレ以外の場所で排泄することを指します。
トイレの中でしていれば、
それは失敗ではありません。
子猫4ヶ月のトイレ事情|一般的な考え方
一般的に、子猫は
- 生後2〜3ヶ月頃までにトイレを覚える子が多い
- 4ヶ月頃にはほぼ定着している
と言われています。
そのため、4ヶ月でのトイレ失敗は、
「成長の遅れ」よりも、
トイレ環境の問題が疑われることが多いです。
子猫がトイレを失敗しやすい主な原因
① トイレの場所が落ち着かない
人の出入りが多い、
音がうるさい、
常に見られる場所にあると、
落ち着いて使えない子もいます。
② トイレが汚れている
猫はとてもきれい好き。
一度使っただけで嫌がる子や、
少し汚れているだけで別の場所でする子もいます。
③ 猫砂が合っていない
砂の感触やにおいが合わないと、
トイレを避ける原因になります。
④ トイレの数が足りない
基本の目安は、
猫の数+1個。
1つしかないと、
タイミングが合わず失敗につながることもあります。
⑤ 環境の変化やストレス
お迎え直後や生活環境が変わったときは、
一時的に失敗することがあります。
我が家(ふーちゃん)がトイレを失敗しない理由
ふーちゃんは、
家に来てから今まで、
トイレ以外で排泄したことがありません。
特別なしつけをしたわけではなく、
心がけたのは次のことだけでした。
- トイレの場所を最初から固定した
- ケージ内にトイレを設置した
- 静かで落ち着ける環境にした
- 無理に構いすぎない
「覚えた」というより、
環境が合っていたのだと思っています。
トイレ失敗があっても、叱らなくていい
もし失敗してしまっても、
叱る必要はありません。
猫は「なぜ叱られているか」を理解できず、
不安やストレスが増えるだけです。
失敗が続く場合は、
トイレ環境を見直すことが一番の近道です。
こんな場合は相談してもいい
次のような場合は、
一度相談してもいいと思います。
- 急に失敗が増えた
- 排泄の様子が苦しそう
- 下痢や便秘が続いている
- 元気や食欲が落ちている
「念のため」でも、
早めに聞いて大丈夫です。
おわりに|トイレができている子も、ちゃんといる
子猫4ヶ月のトイレ失敗は、
必ず通る道ではありません。
ふーちゃんのように、
最初から失敗しない子もいます。
一般論を知ったうえで、
目の前のその子の様子を見る。
それが、猫初心者にとって一番安心できる考え方だと感じています。
同じようにトイレで悩んでいる方の、
少しでも参考になればうれしいです。


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