わが家で猫を迎えることになったきっかけは、
子どもたちが「猫を飼いたい」と言ったことでした。
最初は、
本当に飼えるのかな、という気持ちのほうが大きかったです。
そんな中、とあるきっかけがあり、
「保護猫」という選択肢を知りました。
調べてみると、
想像していたよりも、条件や決まりがいろいろあって、
簡単なことではないと感じました。
それでも、たまたまご縁があり、
思っていたよりも早く、猫ちゃんがわが家にやってきました。
嬉しさと同時に、
「本当に大丈夫かな」という不安も、正直ありました。
保護猫のふーちゃんを迎えて、まるまる1週間。
この1週間は、思っていたより静かで、
でも確かに、同じ時間を過ごしている毎日でした。
今日は、
保護猫を迎える前に知っておきたかった不安トップ5を、
迎えて1週間たった今の気持ちで書いてみようと思います。
迎える前、特に不安だったのは、次のことでした。
- 子どものいる家庭で、保護猫を譲ってもらえるのか
- 猫にかかる費用は、どれくらいなのか
- 留守番をさせることはできるのか
どれも、
「ちゃんと向き合いたい」と思ったからこそ、
出てきた不安だったと思います。
不安① 子どものいる家庭で、保護猫を迎えられるのか
いちばん最初に気になったのは、
子どものいる家庭でも、保護猫を迎えられるのかということでした。
インターネットで調べると、
「小さな子どもがいる家庭は難しい」と書かれていることもあり、
正直、少し不安になりました。
でも、実際には、
家庭の状況や考え方を丁寧に伝えることで、
ご縁につながることもあります。
わが家の場合も、
子どもたちとの暮らし方や、
無理をさせないつもりでいることを話しました。
子どもがいる=だめ、ではなく、
どんなふうに一緒に暮らそうとしているかが、
大切なのだと感じました。
不安② 猫の費用は、どれくらいかかるのか
次に不安だったのは、
猫にかかるお金のことでした。
フード、トイレ、病院。
いろいろ考えると、
全部そろえなきゃいけない気がしていました。
でも実際に迎えてみて思ったのは、
最初から完璧にそろえる必要はない、ということです。
その子に必要なものを、
様子を見ながら少しずつ選んでいく。
「今すぐ必要なもの」と、
「これから考えればいいもの」を分けることで、
気持ちも、少し楽になりました。
不安③ 留守番をさせることはできるのか
もうひとつ、意外と大きかったのが、
留守番のことでした。
仕事や用事で家を空ける時間は、
どうしてもあります。
ひとりで大丈夫かな。
寂しくないかな。
何かあったらどうしよう。
迎えたばかりの頃は、
長時間の留守番はせず、
様子を見ながら少しずつ慣れてもらうようにしました。
環境を整えてあげることで、
留守番も、少しずつ現実的なものになっていきました。
不安④ ちゃんと慣れてくれるのか
迎える前は、
いつか撫でられるようになって、
近くで眠ってくれる姿を想像していました。
でも実際のふーちゃんは、
ケージの奥で、静かにこちらを見ているだけ。
正直、
「思っていたのと違うな」と感じた瞬間もありました。
でも今は、
慣れる=触れることではない、と思っています。
同じ空間で、
無理をせずに過ごす時間そのものが、
大切な一歩でした。
不安⑤ もし後悔したらどうしよう
いちばん大きかったのは、
「もし後悔したらどうしよう」という不安でした。
この子の一生を引き受けられるのか。
ちゃんと向き合い続けられるのか。
でも今思うのは、
その不安を感じていたこと自体が、
大切だったということです。
迷って、考えて、悩んで。
それでも迎えようとした気持ちは、
ちゃんと意味があったと思っています。
まとめ|不安があるまま、迎えていい
不安が全部なくなってから、
保護猫を迎える人はいないと思います。
私も、不安なまま、
ふーちゃんを迎えました。
1週間たった今、
その不安が全部消えたわけではありません。
でも、
「焦らなくていい」
「このペースでいい」
そう思えるようになりました。
ふーちゃんは、
ゆっくりでいいことを、毎日教えてくれています。
また、少し時間がたった頃のことも、
ここに書いていこうと思います。


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