保護猫を迎えたいと思ったとき、
いちばん不安だったことのひとつが、
「幼児がいる家庭でも大丈夫なのかな?」ということでした。
調べていくと、
「小さな子どもがいる家庭は難しい」
「静かな環境が必要」
そんな言葉を目にすることもあり、
正直、少し構えてしまいました。
わが家には、当時4歳の女の子がいました。
今回は、
幼児がいる家庭でも、保護猫は迎えられるのかについて、
4歳児がいるわが家の実体験をもとに書いてみます。
※なお、
乳児がいる場合については、
わが家には経験がないため、
あくまで「調べて感じたこと」と「個人的な考え」になります。
「幼児がいる家庭は難しい」と言われがちな理由
保護猫について調べていると、
幼児がいる家庭は難しい、と書かれていることがあります。
その理由として多いのは、
- 大きな声や急な動きが多い
- 猫を追いかけてしまう可能性がある
- 猫が安心して隠れられる場所が必要
どれも、
確かに「あり得るな」と思うことばかりでした。
4歳の子どもがいるわが家で、実際どうだったか
結論から言うと、
わが家では、4歳の子どもがいても、
保護猫を迎えることができました。
もちろん、
何の問題もなかった、というわけではありません。
最初は、
嬉しくて近づきすぎてしまったり、
つい声が大きくなってしまったりすることもありました。
それでも、
「今はそっとしておこうね」
「ふーちゃん、びっくりしちゃうからね」
そう声をかけ続けることで、
少しずつ距離感を覚えていったように思います。
大切だったのは「年齢」より「環境」だった
実際に迎えてみて感じたのは、
幼児がいるかどうかよりも、
猫が安心して過ごせる環境を整えられるかが、
とても大切だということでした。
たとえば、
- 猫が逃げ込める場所を用意する
- 子どもが入らないスペースを作る
- ケージを「罰」ではなく「安心できる場所」にする
こうした環境があることで、
猫も子どもも、
無理をせずに同じ空間で過ごせるようになりました。
乳児がいる家庭について思うこと(正直な話)
乳児がいる家庭で、
保護猫を迎えられるかどうか。
これは、
正直に言うと、
わが家には経験がないため、
「大丈夫です」とは言えません。
ただ、調べて感じたのは、
乳児の場合は、
- 大人の目が常に届くか
- 猫が赤ちゃんに近づきすぎない工夫ができるか
- 生活リズムの変化に対応できるか
こうした点が、
より重要になってくるのだろう、ということでした。
家庭ごとに状況は違うので、
無理に急がず、
タイミングを待つのもひとつの選択だと思います。
まとめ|「幼児がいる=無理」ではなかった
幼児がいる家庭でも、
保護猫を迎えることはできました。
ただし、
それは「何も考えなくていい」という意味ではありません。
猫の立場で考えて、
環境を整え、
子どもに伝え続ける。
その積み重ねが、
少しずつ、
一緒に暮らす形を作っていくのだと思います。
これから保護猫を迎えたい方が、
「幼児がいるから無理かも」と悩んだとき、
この体験が、ひとつの参考になればうれしいです。


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