肌荒れ・アトピー性皮膚炎

赤ちゃん幼児のアトピーの診断はどのように行われるの?血液検査の結果は?

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うちの息子の肌の状態は生まれて数週間後には赤いブツブツが出てきました。それから体のどこかしらには肌荒れ(アトピーだけではなく汗疹やヨダレかぶれなど)があります。痒がっている姿を見ているとママとしては本当に辛いです。

大きくなるにつれて、症状が良くなっていくとよいな…と考えています。

赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の診断は難しい

 

肌がアトピー性皮膚炎っぽいかな?と思い小児科へ行っても、すぐに診断は難しいようです。

  • かゆみがあるか
  • 皮膚の状態はどうか
  • 発症してからの経過

が主な判断材料で、その他に家族にアレルギー疾患の人がいるか血液検査・皮膚テストなども参考に診断されます。

 

アトピー素因があるかどうか調べる血液検査

非特異的IgE抗体値

IgE抗体値というものがあります。免疫グロブリンEとはアレルギー反応が起こったとき、体内で作り出される抗体です。抗体値が高いほどアトピー素因があるということになります。

非特異的IgEとは全体的なアレルギーの起こりやすさを表しています。

またアレルギーを起こす原因物質を特定するには特異的IgE抗体値を調べます。

息子が1歳のときの血液検査では非特異的IgE 271IU/ml でした。1歳児は100IU/mlが正常値なので、それよりも高くなっていることがわかります。

しかしアレルゲンを特定するための検査ではハウスダスト・ダニ・イヌなどでは陽性の結果は出ませんでした。このとき食べ物では調べていません。

TARC(タルク)

タルクとは血液中にあるケモカインという物質のことです。アトピー性皮膚炎の炎症のある場合はこのタルクがたくさん作られます。この量が多ければ多いほど、皮膚の症状は悪いことがわかっています。

この検査は新しい検査で、アトピー性皮膚炎の重症度を正確に測れることがわかり注目されています。

息子の場合は1904pg/mlでした。1歳~2歳未満は1000pg/mlが正常値なので、やはり高いですね。

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血液検査でアトピー素因がないのに炎症が出る

 

アトピー性皮膚炎という疾患は、アレルギー反応を含めた免疫異常だけを要因として発症するわけではありません。ストレスや精神的要因、自律神経のバランスなどが複雑に絡み合いアトピー性皮膚炎を発症します。

なので抗原と考えられるハウスダストや食べ物などのアレルゲンを除去しても皮膚炎が改善しない。原因がわからない。ということも多いです。アレルギー以外の因子も大きく関わっていることがわかります。

しかし、いまだにアトピー性皮膚炎は原因がわからない疾患です。たくさんの患者さんがいる病気なのでこれからの発見に期待したいと思っています。

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