保護猫との初日は、きっと一生忘れられない日になる。
そう思いながら、わが家はふーちゃんを迎える準備をしてきました。
そして迎えた“初めての1日”。
小さな命が家に入ってくる瞬間は、なんとも言えない緊張と、あたたかさと、そっと包みたくなるような時間でした。
ここでは、慎重な性格のふーちゃんが、わが家で過ごす初日の様子をまとめます。
🐾 家に到着した瞬間:キャリーの中で固まる
玄関を開けた瞬間、
子供達が保護主さんに寄ってきて、
子供達は嬉しすぎて、
いらっしゃい!!待ってたよ!
と、楽しそうに声をかけました。
が、ふーちゃんは、すごい緊張しているのがわかる。
キャリーケースの中のふーちゃんは、
シャーは言わないけれど、
“どういう場所なのか観察している” 表情。
静かにこちらを見ている瞳が印象的でした。
キャリーの扉をゆっくり開けてケージの中へ。
小さな足でそっと移動して、すぐに奥に身を縮める。
緊張しているのがとてと伝わります。
🐾 隠れる?それとも出てくる?
ふーちゃんは“慎重なキジトラの女の子”。
その性格がよく出る行動を見せてくれました。
■ 最初に選んだ場所
ケージの一番奥。
ブランケットに近い、暗くて安心できる場所。
「やっぱりここが安心なんだな」
そう思えるほど自然な行動でした。
しばらくは固まったまま。
こちらを見たり、少し目をそらしたり。
人慣れしていない子ならではの時間が流れます。
🐾 ごはんは食べる?食べない?
初日は食べない子も多いと聞いていましたが、
ふーちゃんは、みんなが寝静まった夜中に少し食べるタイプでした。
■ 流れ
- 到着直後:食べない
- 夜中:少しだけ食べる
「食べてくれてる…」
それだけで家族みんなが安心した瞬間でした。
もちろんフードは保護団体さんと同じ
ピュリナワン × メディファスのミックス。
お腹を壊さないように、量も変えず、味も変えず、匂いも同じ。
“初日は変化を与えない” が鉄則です。
🐾 水はいつ飲む?
水を飲んだのは夜。
猫は環境に慣れてから水を飲む子が多いそうです。
静かな夜に
ふーちゃんが水を飲んでくれているようでした。
その一口が、家族の緊張までほどいてくれました。
🐾 トイレはできる?
猫にとって“トイレを使えるか”はかなり重要。
2日間出ないと腎臓が心配になっちゃうとのことで。
ふーちゃんは
夜中には使うことができたみたいです。
はじめての排泄を見つけた時、
「よかった…!」と安心しました。
🐾 鳴く?鳴かない?慎重な性格が出た時間
はじめて会ったときも、うちに来たときも初日は鳴き声は聞こえませんでした。
あまりにも鳴かないので心配したのですが、
一晩たって、2階の寝室から出るときに1階のリビングからニャーと聞こえたので、
鳴いてる!!
と、安心しました。
🐾 初めての夜|そっと寄り添う時間
部屋の電気を落とすと、
ふーちゃんはケージの中で小さく丸くなり、
目だけでこちらをじっと見ていました。
怖いけど、がんばっている。
そんな気持ちが伝わってきました。
🐾 初日に一番大切だったこと
人間にとっては嬉しい初日でも、
猫にとっては“世界が一変した日”。
だからこそ、
そっと見守る姿勢が何よりの愛情だと感じました。
子どもたちもルールを守ってくれて、
「いつ仲良くなれるかな〜」と楽しみにしている様子。
家族全員が“ふーちゃんのペース”を優先できた初日でした。
まぁ、子供達は盛り上がっていましたけどね。笑
🐾 おわりに
ふーちゃんの初日は、
静かで、慎重で、とてもいじらしい一日でした。
すぐに甘えてくれなくてもいい。
時間がかかってもいい。
この家で安心して暮らせるように、
ゆっくり信頼を積み重ねていこう──
家族みんなでそう感じた初日でした。

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