保護猫を迎えるまでの流れを、
迎える前の私は、何度も調べました。
でも実際には、
「流れ」そのものよりも、
その途中で感じる不安のほうが、ずっと大きかった気がします。
わが家で猫を迎えることになったきっかけは、
子どもたちが「猫を飼いたい」と言ったことでした。
とあるきっかけがあり、
調べていく中で「保護猫」という選択肢を知りました。
今回は、
保護猫を迎えるまでの一般的な流れと、
初心者がつまずきやすかったポイントを、
実体験を交えながらまとめてみます。
これから保護猫を迎えたい方の、
不安が少しでも軽くなればうれしいです。
① 保護猫を知り、探すところから始まる
保護猫を迎えようと思ったとき、
まずは「どこで出会えるのか」を調べることから始まりました。
保護団体、譲渡会、個人で活動されている方など、
思っていたよりも、いろいろな形があることを知りました。
猫ちゃんごとに、
性格や月齢、これまでの環境もさまざま。
「かわいい」だけでは決められないな、と
この時点で感じました。
② 問い合わせ・申し込みで感じる不安
気になる猫ちゃんが見つかると、
問い合わせや申し込みをします。
その際に聞かれることは、
家族構成、住環境、留守番の時間など。
調べている中で、
「審査が厳しい」
「幼児がいる家庭は難しい」
そんな言葉を目にすることもありました。
正直、
わが家も当てはまってしまうのではないかと、
少し不安になりました。
③ 実際に大切だったのは「環境を整えられるかどうか」
でも、実際に感じたのは、
「幼児がいるかどうか」よりも、
猫ちゃんを迎える環境を、きちんと整えられるかどうか
そこが、いちばん大切だということでした。
どんなふうに暮らすつもりなのか。
無理をさせない気持ちがあるか。
困ったときに、どう向き合おうとしているか。
そういったことを、
一つひとつ考えているかどうかが、
見られているように感じました。
できないことを、
無理に「できます」と言う必要はなく、
正直に伝えることのほうが大切だったと思います。
④ 保護団体とのご縁は「運」も大きい
もうひとつ感じたのは、
どんな保護団体とご縁があるかは、
正直なところ「運」も大きいということです。
考え方や、大切にしていることは、
団体ごとに少しずつ違います。
合う・合わないがあるのも、
自然なことなのだと思いました。
わが家は、
とてもありがたいご縁に恵まれたと感じています。
⑤ 迎えた当日、子どもたちと決めたこと
ふーちゃんを迎えた日、
子どもたちは、もちろん大盛り上がりでした。
それでも、
「今日は静かに過ごそうね」
「ふーちゃん、びっくりしちゃうからね」
そんなふうに、何度も声をかけました。
完璧に守れたわけではありません。
それでも、
その気持ちを伝え続けることは、
とても大切だったと思っています。
まとめ|不安があっても、迎える流れは進んでいく
保護猫を迎える流れは、
一つひとつ見れば、特別なことばかりではありません。
ただ、その途中で、
不安になったり、立ち止まりたくなったりすることは、
きっと誰にでもあると思います。
わが家も、
不安なまま、ふーちゃんを迎えました。
それでも今、
「迎えてよかった」と思えるのは、
完璧じゃなくても、向き合おうとしてきたからだと思います。
これから保護猫を迎える方も、
自分のペースで、一歩ずつで大丈夫。
このブログが、
その途中で立ち止まったときの、
小さな安心になれたらうれしいです。


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