保護猫を迎えてから、
「この子、あまり遊ばないな」と感じることがありました。
猫じゃらしを振っても反応がなく、
走り回る様子もあまり見られない。
最初は、「まだ慣れていないのかな?」と思っていました。
触られても平気=慣れてきた、と思っていた
一方で、
子どもたちには、
かなり触られています。
抱っこされたり、
撫でられたり、
正直、かなりグイグイいかれていると思います。
それでも、
怒ることもなく、
逃げることもなく、
その場にとどまっている様子を見ると、
「慣れてきたのかな」と感じていました。
でも、ふと「触られすぎでは?」と思った瞬間
ただ、
あるときから、
少し引っかかる気持ちが出てきました。
触られても平気そうなのに、
遊びにはまったく乗らない。
猫じゃらしにも興味を示さない。
その様子を見て、
「慣れてきた」というより、
「受け身になっているだけなのかも」と思ったのです。
遊ばないのは、慣れていないからとは限らない
遊ぶという行動は、
猫にとって、
自分から動いて、
エネルギーを使うことでもあります。
安心していないと、
なかなか出てこない行動なのかもしれません。
触られることには慣れてきたけれど、
遊ぶほどの余裕は、
まだないだけなのかもしれない。
そう考えるようになってから、
「遊ばない=慣れていない」と
単純に結びつけなくなりました。
正解はまだ分からないけれど、見ていきたい
今のところ、
距離を取るようにしたわけでもなく、
触らせないようにしたわけでもありません。
ただ、
「これで本当にいいのかな?」という気持ちを、
自分の中で無視しないようにしています。
慣れてきたのか、
我慢しているのか。
その境目は、
正直、まだよく分かりません。
でも、
遊ばない理由は一つではないこと、
そして、
触られているからといって、
完全に安心しているとは限らないこと。
そんなふうに考えながら、
今は、この子の様子を見続けています。
結論は、
まだ出ていません。
でも、
「気づいたこと」を残しておくことも、
大切なんじゃないかなと思っています。

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