保護猫を迎えてから、
子どもとの距離感について、
ずっと考え続けています。
よく見かけるのは、
「距離を取りましょう」「触らせないようにしましょう」
というアドバイス。
それが間違いだとは思いません。
でも、わが家では、
今のところ距離を取る選択はしていません。
距離を取らない=何もしない、ではなかった
距離を取らない、と言うと、
「放置している」「見ていない」ように思われるかもしれません。
でも実際には、
かなりよく見ています。
子どもが触りすぎていないか。
猫が嫌がっていないか。
逃げないか、固まっていないか。
毎日の中で、
小さな変化を気にしながら、
様子を見続けている、という感覚です。
「距離を取らない」という選択をした理由
距離を取らなかった理由は、
いくつかあります。
ひとつは、
子どもの性格です。
完全に近づけない、触らせない、というやり方は、
かえって執着を強めてしまいそうだと感じました。
もうひとつは、
猫の反応です。
グイグイ触られてはいるけれど、
今のところ、
怒る、逃げる、威嚇する、といった様子はありません。
「大丈夫」と断定することはできませんが、
少なくとも、
今すぐ強く線を引く必要はないと感じました。
正解を決めきれないまま、進んでいる
正直に言うと、
このやり方が正解かどうかは、
まだ分かりません。
距離を取ったほうがよかった、
と思う日が来るかもしれないし、
このままでよかった、と思えるかもしれない。
今は、
「今の様子を見て、今の判断をしている」
それだけです。
あとから変えてもいいと思っている
もし、この先、
猫が明らかに嫌がるようになったり、
ストレスのサインが出てきたら、
そのときはやり方を変えるつもりです。
距離を取る、という選択も、
そのときに考えればいい。
今は、
距離を取らないことも、
ひとつの途中経過だと思っています。
「今のわが家の場合」として残しておきたい
子どもと保護猫の関わり方は、
家庭によって、本当にさまざまです。
だからこそ、
「こうすべき」という答えではなく、
「今はこうしている」という記録も、
残しておきたいと思いました。
距離を取らない選択が、
ずっと続くかどうかは分かりません。
でも、
今のわが家は、
この形で、様子を見ています。

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